Kindle用のPDFを作る方法まとめ
8月末にKindleの新製品が発売されると聞いて、昨日は魂が抜けたようになっていましたが、気を取り直して、Kindle用のPDFを作る方法をまとめてみました。
軽くなったって、メモリの容量が増えたって、ページ読み込みが早くなったって、コントラストが上がったって、Wi-Fi版が出て安くなったって……べっ、別に……悔しくなんてないんだからねっ!
青空文庫でも連番画像でも何でもOK!
日本において、Kindleでもっとも手軽に文書を読めるファイルフォーマットは、PDFだ。一方、読みたいコンテンツのフォーマットは色々ある。JPEGだったり、ZIPに圧縮されていたり、青空文庫のテキストファイルだったり。
それらをすべてPDFに変換して、書き出してくれるのが、このChainLPだ。
画像は、青空文庫の芥川龍之介の「ある阿呆の一生」をChainLPに読み込んだところ。
使い方はこちらを参考に。ここではIPad用の変換を例にしているが、この一覧の中にKindle2用の解像度も予め用意されている。青空文庫などテキストをPDFに変換する時は、「本文ボールド化」にチェックを入れないと、文字が薄くて、本文はともかく、ルビは全く読めない。
ChainLPから青空文庫を直接読み込む方法は、こちらを参考にすると良い。
とにかく、色々使えるので、自分にあった設定が見つかるまで、色々試行錯誤すること。
どのフォーマットに出力すればいいの?
ChainLPでは色々ばフォーマットに出力できるけど、そのうちKindleに対応しているのは、PDFとMobiだけだ。どちらも画像に変換するわけだが、同じ青空文庫のファイルをPDFとMobiに書き出してみたところ、PDFの方がファイル容量が小さかった。読み込むファイルにもよるだろうけど。正味1.5GしかないKindleの容量を考えると、PDFの方がよさげ。
将来別の電子ブックリーダーを手に入れた時の汎用性を考えてもPDFの方が無難だね。PCでも読めるし。